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執筆者の写真SHIGERU MAKINO

古い本を読む

更新日:2021年11月4日




もちろん読んだ本すべて置いておけるスペースはないので、売ったものが多いですが、これはと思ったもの、印象に残ったものは残しておきます。読み返すことがなくても。


これは臨床心理士としてご活躍された河合隼雄さんの本です。

奥付見ると初版が1992年。

僕が持っているのが34版、1995年になっています。


3年で34版は多いですね。売れた本なのだろうと思います。当時書店で買っていますが売れてる本だとは知らなかった。


昨日、書棚を整理していたら出てきまして、ああこの本あった、と思って読んでみてます。


初版92年ということは書かれたのはもう30前ですね。

ですが読んでみても今に通じることが結構書いてあります。



もし手元に古い本がある方は、ぜひそんな本を開いてみてほしい。

僕がこの本見て思ったように、半ば忘れていたような本。


30年も前の本なんて持ってないよ、という方はちょっと書店や図書館行ったり、調べて気になったものを読んでみて下さい。


きっと面白いと思う。

最近の傾向として語られていることが「この頃もそうだったんじゃん」と思うことが多い。


今は新型コロナ禍もあり、情報オーバーロードの時代といわれています。

フェイクニュースとかフィルターバブルだとか親ガチャだとか、今の時代の言葉を見聞きします。


確かに新しい事象やキーワード、技術革新はあります。

でも、人の気持ちや行動は意外と今も昔も変わらないように思う。


河合隼雄さんの本は他にも一二冊読んでると思いますが、以前から書いているように僕の読書は雑食です。また本にはカバーする派です(笑)


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