基本的なSEOの考え方
2023/3/3公開
先日、起業を目指している知人と話していてこのテーマになったので書いてみようと思いました。
今は個人でホームページを作れるソリューションが充実しています。
このホームページもWIXで作っていますし、BASEですとか様々ありますね。それを利用してご自身で運営されている方も多いと思います。
そのような方向けの内容です。
SEO業者をご利用される方はその会社の考え方をよく見て選ばれればいいと思います。
今のところ検索エンジンはGoogleを使われる方が多く、かなりのシェアを持っています。
他の検索エンジンもおそらくGoogleを基準に、それぞれの工夫をされていると思います。
ですのでGoogleを基準に置きます。
Googleは「検索者にとって最もいいサイトを上げたい」
Googleは検索された人に対して最もいいサイトが候補に挙がるようアルゴリズムを作っていると思います。
言い換えると「検索の編集長」「検索のデスク」「検索のキュレーター」といったイメージ。
「コンビニやスーパーの棚責任者」といった例えもできると思います。
ウェブサイトとはどうあるべきかということも考えているでしょう。
その検索精度(品質)がいいことが後発でありながら圧倒的シェアを獲得した要因だと考えています。
なのでなにか裏ワザ的なことなどで上位にあげようとすると、その手段が効かないように必ずアルゴリズムを作り変えてきます。それでは「いいサイト」が上位に上がらなくなるからです。
まずは正直にサイトを作る。
ではどうするのか。
ウェブサイトは正直に作ってください。読み手にとっていい内容となるように。
まずこれが大前提。
もちろん自分たちの商品やサービスについて載せてかまいません。そのために作るのだから。
ですが、わかりやすく、どうすれば親切かを考えてみましょう。
そのためには来訪者の本音を考えてみる。
自分たちの商品やサービスについて「本音では」どう思われているのか。
サジェストや検索クエリを見るのはもちろんですが、聞けるのであれば、実際に聞いてみてもいいです。
もちろん、簡単ではないかもしれない。時間もかかります。ですが一度はやってみることをお勧めします。
検索キーワードは流行りのものです。適宜見て内容に反映させるかどうかの判断も必要です。
「手法」は時の流れで変わります。「手法」「ノウハウ」は参考にしても振り回されないようにしてください。
上記のような基本をわかっておくと、SEOのセミナーや本を読んでもご理解が早いと思います。
「Googleが掲げる10の真実」は見ておくとよい。
僕がこの考えに至ったのは「Googleが掲げる10の真実」を見たから。
これは検索の基準について述べたものではなくGoogleの社是に近いものですが、これを見たとき結構素直に正直にやってるんだなと思いました。
この会社が提供するサービスはどういうものかに思いが至りました。
ただこれらは、すでに常識となっています。
これらが出来た上でさらにどうするか。それは個々のサイトによるでしょう。
「個々のサイトによる」
これはカートに商品を入れてほしいのか、見積もりの問い合わせをしてほしいのか
検索された時の受け皿としてあればいいのか、など目的が変われば作りも変わるからです。
それが「ECサイト」「コーポレートサイト」「ランディングページ(LP)」といったサイトの種類となります。
知識のつまみ食いはよくない。
つまみ食いの知識(断片的な知識)ではダメだと思ったときに、ウェブコンサルの方が行うウェブマーケのセミナーが商工会議所であったので参加しました。一度体系的に学んだ方がいいと思った。
そこで自分の知識や仮説を先生のお話とすり合わせました。
断片知識は一知半解のもとです。「その情報が全体のどこにあたるのか」「そもそもそれですべてを言えてるわけではない」というようなことがわからないままになってしまいます。
全体像をつかむことがとても大切です。
「手法」「ノウハウ」に振り回されないというのもこれにあたります。
「Googleが掲げる10の真実」というものがあることはこのセミナーで講師の方に教わりました。
家に帰ってすぐに見ました。そこでSEOの大枠について理解できた。
その考えがもたらす品質が他を押しのけてシェアを獲得している理由だと思います。
検索精度がいいから支持を得て、ググるという言葉もあったわけですから。