ディーキャリア蕨オフィス様
「自分キャッチコピーを作ろう講座」
ディーキャリア蕨オフィス様にて「自分キャッチコピーを作ろう」講座させて頂きました。
ディーキャリア様は発達障害の方の生活から就職までをバックアップされています。
バックアップといっても皆さんがご自身の障害について理解し、ご自身で対処法を構築しながら自立を目指す、という指導方針をされています。
そのカリキュラムのひとつとして、就活向けに自分キャッチコピー講座をしてほしいというご依頼。
初めは発達障害って?とも思い、自分キャッチコピーとあわせ調べました。
発達障害は知的障害とは違い、理解力は普通の方と同じです。
また、ここ最近自分キャッチコピーという手法が就活の場で使われつつあるようです。
そのようなことを知りました。
自分は「この課題についてこのように捉えまして、このような方向でと考えています」と提案。それでお願いしますというご返事を頂きました。
ラフなスライドを作った段階で一度訪問、ディスカッションさせて頂きました。
そこでこのご依頼の本質的なところはここではないか、というものが見えまして、それを元に授業をさせて頂きました。
発達障害があるとどういうことが起きるのか、就活における自分キャッチコピーの役割とはなにか、そのようなこを掘り下げました。
打ち合わせでも「強みをアピールするのが苦手で平凡な言葉になりがち」というお話がありまして。
例えば「私の強みは協調性です」「私の強みは粘り強さです」というように。
なので、そこを補うためのものとして自分キャッチコピーというものが使われるのでは、という仮説を立てました。
ですが、実はそれは誰もがであろうと思います。
自分も職務経歴書を作った経験がありますが、自分で自分の強みを伝えるのはかなり難しい。というより手前味噌な感覚を超えないといけない部分もある。障害の有無ではないのでは、という思いがありました。
なので、誰もがそうなんです、障害に紐づけないでいいですよということは伝えたいと思っていました。
このような内容の講義は初めてでしたが、楽しかった、わかりやすかった、など様々ご評価を頂きました。有り難うございました。
少しでもエッセンスをお持ち帰りいただけた幸に思っています。
2019年実施
ディーキャリア様