日経新聞でアカデミー賞の結果を見ました。
アジア勢が活躍したようで驚きました。
もうすっかり映画見てないんで、すべての作品についてはわからずなんですけど、
作品賞候補を見てもエンタテイメント系結構多いなと思いました。
ミシェル・ヨーさんの作品は作品賞なども獲得されていますが、SFアクションのようです。
で、思い出したのが「大魔神」の特撮を担当された黒田義之さんの言葉。
「『スター・ウォーズ』のようなメカニック特撮より、『竹取物語』や時代劇をベースにしたもののほうが日本の特撮には合っていると思うが、企画が貧困なんですね」(Wikipediaより)
「企画が貧困なんですね」
黒田さんは大魔神シリーズで特撮を担当されています。
大魔神は特撮いいです。すごい技術を使っているなどということではなく絵心感じます。
使い方の上手さで大魔神というキャラクターに説得力を持たせられており、迫力がある。
足音の入れ方なんかもいいですね。
大魔神はまばたきしないんですが、黒田さんのご指示のようです。大魔神は神様かなにかであり怪獣ではありません。要するに生物ではないということ。
だからまばたきすると人間味というか現実感出てしまい台無しです。
着ぐるみも顔の部分は仮面なので、瞼が写るとそれがわかってしまいますよね。
そんな小さな工夫もしてる。
スーツアクターさんは大変だったそうですけど(笑)
(ちなみにスーツアクターは「ドラゴン怒りの鉄拳」でラスボス演じている橋本力さん)
「巨人ゴーレム」という当時日本では知られていない題材を時代劇で、という企画もいいですが、名作になっていてるのはそういうものもあると思う。
で、アカデミー賞に戻りますが、候補になってる作品見て改めて思うのは、アクションものやエンタテイメントものでも、企画から内容までしっかり作っているのだろうなということ。
そういう作品でも「質」をしっかり練っているのではないか。
黒田さんのお言葉は的得ていると僕は思う。
最近映画見てないんですけどね(笑)
ミシェル・ヨーさんとかけ離れてますが、画像はあくまでサムネ用のイメージです(笑)
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