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執筆者の写真SHIGERU MAKINO

初めて料理人に興味を持った。

僕はあまり食べ物にこだわりありません。


なんか食べに行って、うわ、美味いな!と思っても、そのお店に通うとかなくて。

行列並ぶとかしないタイプです(笑)


ですがこの方、ヘストン・ブルメンタールさんはお店にも行ってみたい。


初めて見たのはNHKBSでやってた「三ツ星シェフ、小児病棟のメニューを作る」・・・というタイトルだったと思うんですけど(笑)

タイトル通り、難病を抱えた子供専門病棟のメニュー改善に挑むという内容です。


彼はミシュラン三ツ星を獲得されているトップシェフですが、自分がメニューを考案さえすればいいとは考えておらず、


自分が去ったあとも、ここの調理スタッフがその取り組みを続けていけるよう考えていました。


彼らにいろいろやらせてみたり、励ましたり、乗せたり、病院側と折衝したりするわけです。

「ビジョナリーカンパニー」に例えていえば、時を告げるのではなく、時計を作ろうとしていた。


それが面白くて。

この動画や写真だけ見るとクールな印象ですが、とても情熱的な人です。よく喋ります。


で、こないだまたNHKBSで「恋するレシピ“ヘストン流”」という番組やってまして。

倦怠期のカップルを料理で盛り上げる実験をしてました(笑)


これは遊びの要素が強いので、小児病棟のようなシリアスさはないんですけど、面白かったです。


彼は多分サービス精神が旺盛です。番組で出てくる料理を見ても、喋ってる内容聴いても常にサプライズを考えていると思った。


でも仕事の本質をとらえようとする姿勢も備えている。

特に小児病棟のときはそれを感じました。


本質をとらえる、とらえようとする姿勢や、サプライズを考えるサービス精神は仕事する上でとても大事だと思います。


それは彼や僕らのような仕事だけではないのではないか。


小児病棟の番組はHDに録って何度も繰り返し見たんですけど、うっかり消してしまったんですよね・・再放送しないかな。



ブルメンタールさんはエルブリのフェラン・アドリアさんと並ぶくらいの人だそうなんですけど、ほんと情報ないんですよね。


本も日本語版とか、日本の本に載ってるとかほんとなくて。

検索しても少ないですし、BSの海外ドキュメンタリーでたまにやるくらい。


彼の店が日本に出店してないからかもしれないですけど。





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