盗むと言っても、もちろん窃盗ではなく(笑)
パクリでもありません。
いろんなものからエッセンスを吸収する、そんな意味です。
コピーライター講座受講していた頃、何人かの先生から「盗む力を養いなさい」と言われました。
講座にいる間は作品を先生が見てくれます。アドバイスもくれます。
ですが、いずれは卒業するわけです。
いつまでも先生に頼るわけにはいかない。
そのあとは自分で力をつけていかなければいけない。
「そのためには、いいものを見て盗みなさい」と言われました。
基礎コースの何人かの先生、そして上級コースの梅本さん。
エッセンスと書きましたが、別の言い方すると構造です。
いいなと思う企画を見て、その構造を見抜く。それができれば自分の仕事に応用できます。
それはなにも広告だけではなく、映画でも音楽でも漫画、小説でもなんでもいい。
場合によっては身の回りの人の仕事ぶりかもしれない。
自分がピンとくるならなんでもいいわけです。
それができると時代の変化や技術の進歩などイノベーションが起きてもキャッチアップしていける。
だから長く活躍される方がいらっしゃるわけです。先生方は皆さんそれをおっしゃっている。
考えてみるとバンドなんかそうですよね。
ポール・マッカートニーに師事したとか、矢沢永吉の弟子とかないわけです。
ミュージシャンはみな耳コピしたりライブ行ったりしながら盗む。
講座の先生方は皆さんその力をどうやって養うのかを教えてくれました。
僕はとにかくそれをやってみた。今もやっています。無意識にやってるときもある。
それがどんな方法か知りたい方は「宣伝会議コピーライター講座」を受講してね(笑)
講座の内容バラすワケにもいかないので。
おそらく今もどなたかが教えてらっしゃると思います。
もちろん、これからなにか始めてみようと思う方がすぐ出来るわけではありません。
はじめはテキストや教わっている方の指導に沿いましょう。
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