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「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」のよさ。

執筆者の写真: SHIGERU MAKINOSHIGERU MAKINO

これはプランジャパンの有名なコピー。

こやま淳子さんの作品です。これでかなり寄付集まったそうです。

僕が思うに、これは共感コピー。

踊っている女の子のビジュアルにこのコピーが乗ってるだけで、

ストーリーが想像できるでしょう。その子の人生が。

例えば「カラーパープル」や「おしん」のように(例えが古いですがw)。

ある意味小さな映画だと思うのです(あくまで僕の見方です)。

遠くの国の女の子の人生を、見た人にイメージさせることができたのだと思う。

そして共感させることができた。

以前、こやまさんのお話を聴く機会がありまして、

おっしゃっていたのは「コピーを考えることは、人間を考えること。」

その通りだと思います。

実際の仕事のテーマは、ある商品だったりサービスだったりするわけですが、

実作業では、その商品に関わる人(消費者だけではなく)の気持ちに入っていく。

商品だけを凝視しているわけではありません。

以前「広告は、表現だけど、自己表現じゃないところが面白い。」と書きましたが、

商品を通じて、人間のことを考えていくことが面白いのだと思います。



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