どういうことかというと、
「商品を売りたい人の人物像を設定してみる」
これを「ペルソナ化」といいます。
ペルソナ化することで、ターゲットが明確になります。
すると、なにを広告でいえばいいのかわかる。
たとえば「ヨガスタジオ」を男性に宣伝しようとした場合、男性もいろいろいますよね。
会社員なのか、学生なのか。
会社員だと何歳くらいか、二十代なのか五十代なのか。
独身か既婚者か、などなど設定はいくらでもあります。もちろん一つに絞れということはありません。
例えば二十代三十代の会社員なら「合コンでウケる話題に出来る」とか。
これ実際は使えないですけど、こういうように具体的な売りを見つけやすくなります。
その人の生活をイメージできるから、その中に商品を放り込めばいい。
これをたくさん考えていくなかに、使えるものがきっとあります。
ご自身でチラシやウェブサイト作られている方、やってみては?
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例えばホンダの「フィット」というクルマありますよね。
あれを開発するときにターゲットのペルソナ化やっています。
具体的にいうと、
「埼玉県狭山市に住む、二十代OLのダレ野ダレ子さん。都内の企業に勤務。実家で親と同居」
というようにかなり細かくキャラクター設定をした。
もう漫画描くみたいに。確か名前もありました。忘れましたけど(笑)
で、彼女が日常どう使うのか。そこを開発スタッフみんなでディスカッションしたわけです。
そこから、こんな機能あるといいね、とか、こういうのはいらないか、というように作っていった。
狭山市はホンダの工場があります。工場の会議室でやったかも(笑)街の雰囲気から人物像にリアリティ持てるじゃないですか。
女性のスタッフも参加したでしょうね。
(フィットはトヨタのヴィッツと競合車でしたけど、実際の開発コンセプトはまったく違っていたと思います。フィットが後発だと思いますけど、確か競合にしようとは思っていなかった。
ヴィッツは欧州のコンパクトカー、フィットは書いたように女性のみ想定ではないけども・・違ったっけ。まったくの余談ですけどw)
これは商品開発ですが広告でも同じことです。
僕も昔、コンテストの企画で、ターゲットを中学時代の同級生の女性に設定したことがあります。あ、そうだ、あの子にしようと。
彼女は仕事を持つ主婦で、フルマラソン完走など趣味も頑張るタイプ。課題の商品を彼女が使うならどう思うだろうかとピンポイントで考えました。
(締め切り時間を間違えて応募できなかったという・・・w)
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今、このウェブサイト作り直しています。
まだ中途半端なのでアップはしません。
これターゲット設定しています。大まかなペルソナ化はしています。
こんな人っていう顔は浮かんでいます。もちろん架空の方々ですw
そこから、どういうコンテンツを加えていくか、どういう構成にするか、大まかなラフ案にしています。
ターゲットはナイショでございますm(__)m
一気ではなく少しずつ変えていきますので。
自分で作っているので時間かかるんですよ(笑)