何度か書いてますけど、またブランディングのお話です。
僕はブランディングについて特に勉強はしていません。
なのであくまで僕の考えです。
おそらくブランディングの一番の目的は「信頼性」
その企業さんなりお店なりの名前を聞いたとき、そこの「商品サービスについて信頼性をもってイメージできること」。
例えば「ユニクロ」と聞くとある程度商品のイメージできると思います。
商品というより商品性です。例えば「安くて質もいいよね」とか。
(おそらく今はこれも変わってきてると思いますが、そのお話はまた次回)
「セブンイレブン」と聞いたらどう思われますか?何がイメージできますか?
ローソンやファミリーマートとなにが違うでしょう?
例えが飛びますけど「EXILE」なら?
「テイラー・スイフト」ならどう思います?
要するにここで「いいイメージ」を持たれないと、購入候補に入ることができません。
例えば「WENA」という腕時計はソニーであることをほとんど前に出していません。昔なら考えられない。今あまりイメージ良くない方に振ってると思います。実際の商品とは関係なく。
そうすると購入候補から弾かれる可能性が高まるということかなと。
そこ消費者は結構無意識です。
・ ・ ・ 蛇足のお話しを。
前に知り合いのデザイナーさんから「エルメス」のロゴのお話を聞いたことがありまして。
ロゴに馬車の絵が描いてあります。
エルメスはもともと馬具メーカーです。乗馬や馬車のサドルだったりを作っていた。
時代が馬車から自動車になっていったとき、革加工の技術を生かしてバッグなど革製品製造へシフトしました。
馬具は安全性を確保しないといけないので、堅牢で高品質な製品が求められる。
そのノウハウを活かしたバッグを作ることが事業コンセプトとなっています。
その象徴として馬車の絵が入っている。
これ説明されないとわからないですよね。聞けばほほうと思いますけど。
でもこれがエルメスというブランドの核になっています。
それをこめてロゴを作っているわけです。
更にいえば、従業員に対しても「ウチの製品はここが大事なんだよ」ということを伝えられる。
店舗スタッフであれ職人さんであれです。
要するにインナーブランディングにもなっていると思います。 もうひとつ大事なのはマーケティングだとかブランディングだとかそういう概念がない時代に、
こういうことを考えて実行していたということ。
そんな本やセミナーすら存在していないわけです。
本質はなにかを考えていたということで、知識ではないのでは?と思います。
まとまんね~記事だな、と思いつつアップ(笑)