僕をよく知っている方は、僕がプロレス好きだったことをご存知だと思います。
だったと書きましたがほぼ過去形です。
高校生の頃はプロレス雑誌をよく読んでいました。
というかメチャクチャ読んでました(笑)
まだ高校生でしたし、雑誌のいうことはまともに受け止めていました。
あの団体が失敗したのは雑誌に悪く書かれたから、というようなことも今いわれますが、僕もそうだろうなと思っています。
それくらい当時の読者たちは雑誌のいうことを鵜呑みにしていた。
ただA誌とB誌でいってることが違うなとか、同じ試合でも書き方が違うということは高校生ながらに気がついていて。
友達ともそういう話はしてましたし。なんかいってることチガウよなと(笑)
要するに論調ですよね。
あるとき雑誌が絶賛してた試合をテレビで見ていて「そんなに面白くないけどな」と思うことがあり。
必ずしも活字が正しいわけではないこともわかってきていました。
後に当時の記者の方が「どんな試合でもドラマチックに書けといわれていた」とおっしゃっていて。
そういうスタンスだったのかと。要するにスポーツ新聞に近いということ。
マスコミに騙された感もすごくありましたけどねw
そういうことを考えていたので、
イビチャ・オシム監督の
「ユーゴ紛争を起こしたのはマスコミだ」というお話を著者で読んだとき
ああ、そういうことはありえると思いました。
マスコミの扇動で起きた戦争だということです。
何をいいたいかというと、マスコミ批判ではなく(笑)
人は読んでいるものの影響を受けるということです。
そこから逃れることはできない。
なのでそこは意識したほうがいいと思う。
本を買うとき、僕はそこ踏まえます。
どんな影響を受けるかは自分で選ぶ。
この本、この著者から影響を受けてみようという見方はしています。
ほんとにピンと来た本はそんなことも考えないけど(笑)
本に限った話じゃないですけどね。