最近仕事していて、ジャーニーマップ考えることが多くなりました。
ジャーニーマップというのは、直訳すれば「旅人の地図」ですが、
ターゲットとなる消費者が、どのような経路を経てその商品の購入に至るのか、それを探るマーケティング手法。
正式にはカスタマージャーニーマップといいます。
要するに消費者が購入までにたどる道筋ということ。
作っている広告物がジャーニーマップのどの段階のものなのか。
そこを踏まえないといけない。
ターゲットがまったく商品について知らない段階なのか、興味を持ってる段階なのか、などなど。
それによって内容が決まる。
たとえば車でいうと、CMは知ってもらうのが目的になりますが、パンフレットになるともう興味を持っているか検討段階にいる。なので詳しく知りたいという希望に応える。 (余談ですが、お店の方が説明に使えるようになども考える)
CMはターゲットの意志とは関係なく急に差し込むわけですが、パンフはターゲットの意志で持っていかれるわけです。動機がより積極的になる。
ターゲットの動機が違う、ということは役割も違う、ということは作りも違う。
チラシやバナーもCMに近いですよね。
クリエイティブディレクターの古川裕也さんが著書で、
「昔は広告の方向性とCMの企画、要するにテレビ画面の中での表現を考えればよかったけど、今はそういうわけにはいかない」ということをおっしゃられていまして
(原文ママではありません <m(__)m>)
要するに販促全体を見れないといけない。 僕らの仕事はそのように変わっていくと思います。