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執筆者の写真SHIGERU MAKINO

インナーブランディング


最近お話いただくのが、インナーブランディングです。

社員の皆さんに、仕事の価値観を共通認識させたい。そのキーワード出せないか。

平たく言えばそういうご相談です。

そこで僕はブレーンストーミングをご提案したい。

なぜなら「働く皆さんが、皆さんの言葉で、皆さんの意志で決める」方がいいと思うから。

僕らにご相談が来るのは、言語化するからです。

例えば「目のつけどころがシャープでしょ(シャープ)」や「地図に残る仕事(大成建設)」は、

社員が鼓舞された企業スローガンとして名高い。

こういうものはコピーライターが作っています。

ですが、それは数千人規模の企業でのお話でもある。

企業スローガンは、やはり外に発信するものですしね。

・ ・ ・

例ですが、

JINSさんは一度倒産しかけました。

その際に幹部全員で合宿をして、自分達はメガネを通じて何がしたいのか、それを徹底的に話あったそうです(詳しくは書きませんが、ユニクロの柳井社長のアドバイスだそうです)。

そこで出てきたのが「イケてるメガネを作ろう」

事業コンセプトが出来ました。社員皆さんの言葉で。

そこから事業を刷新して今のJINSになっています。

「PCメガネ」などを見れば「イケてる」の意味が必ずしもファッション性だけを指していないこともわかりますね。

なぜなら、メガネというのは基本は補強器具だから。「イケてる」の解釈は広く持ってるわけです。

そして「イケてるメガネを作ろう」は消費者に発信するメッセージではありません。

社員が分かっていればいい。そこは企業スローガンとは違います。

そういうものは外部の人間が作るより、皆さんが作られた方がいいのではないか。

トップダウンで「みんな、これがうちのコンセプトだ!」とやるより

自分達でこれがいいという言葉を出される方が、仕事を自分事にできるでしょう。

やる気出るのではないかな。

インナーブランディングの目的はそこだと思うので。

企業スローガンとしても活用したい場合は、コピーライターが言葉を整えたほうがいいでしょう。

・ ・ ・

ブレーンストーミングの司会や、出てきたアイデアのまとめなど僕行います。

もちろん質問や意見もします。

僕のような者が混ざらないと、おそらく普段の会議と同じになると思います。

なぜなら僕は第三者だから。

と、ここで自分の宣伝しとくと・・笑 ご相談、おまちしておりますw


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