top of page
検索
執筆者の写真SHIGERU MAKINO

すぐできる企画の立て方「○○×○○」


企画の立て方のお話です。 「〇〇 × 〇〇」というつくり方。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」

ジェームス・ウェブ・ヤングという人が「アイデアのつくり方」という本の中で提唱したもの。

アイデアの定義としてはポピュラーで、古くから広告の世界では知られています。

以前「BABY METAL」のこと書きましたが、

あれも「アイドル × ヘビメタ」

という既存の要素の新しい組み合わせといえる。

去年ユニクロで行っていたキャンペーンで「UT Picks」というのがありました。

著名人が選んだUT(ユニクロのTシャツ)が毎月送られてくる。

何が来るかはお楽しみという企画。これなんかは

「Tシャツ × キュレーター」

と思った。

初めてiPhone見たときも、

「携帯 × iPod」もしくは「携帯 × ハードディスク」

と僕は思った。

事実は別ですよ。スティーブ・ジョブズさんがなにを考えてつくったのかは知りません。

・ ・ ・

このように

「〇〇 × 〇〇」

と、いろんなものを組み合わせることで、販促や広告、商品企画、アプリなんかもできることがあります。

これなんかは、この方程式にいろいろ当てはめればいいだけなのでどなたでも使いやすいでしょう。

「ご自身の商品(お店)× 〇〇」というのを思いつく限りたくさん書いてみる。

そこから始められては?

ここで大事なのは「思いつく限り書くこと」数勝負です。

それは、常識の枠を超えるため。そこにいいアイデアがある。

人が思いつかない組み合わせもやってみることが大事です。

初めは一日一回10分間ノートに向かってこれをやる。それ三日間やってみて下さい。

多分10分でもしんどいと思います。

ですが、そのうち面白い組み合わせ見つけられるでしょう。

例えばお店の冬のセールなにやろうとか

景品なにつけようでもいいです。

そういうところでも使えると思います。

・ ・ ・

この方法で作られたことが公言されている有名な商品は、バンダイから発売された「∞プチプチ」です。

開発された方がTEDカンファレンスでお話しされているのがこの動画。

彼は「おもちゃ × 〇〇」という使い方をしている。

〇〇の部分の出し方を解説されています。これ見る限り数出し慣れていらっしゃいます。

でないと「おもちゃ × プチプチ」出てきません。 僕もたまにやります。案件によって。


bottom of page