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  • 執筆者の写真SHIGERU MAKINO

グレイシー一族のマーケティング

更新日:2023年3月13日


UFC。 アルティメットファイティングチャンピオンシップ。

総合格闘技の最高峰イベント。


ご存じない方もいらっしゃると思いますが、元々これはグレイシー一族が始めたイベントです。


企画はホリオン・グレイシーで、1993年にアメリカで開催されました。


最初はボクサーやプロレスラー、空手家などに声かけて出てくれる選手募った。ガチの試合だよと話すと断る人がほとんどで、選手集めに苦労したそうです。


その中に六男のホイス・グレイシーをエントリーさせました。

結果はホイスの優勝。


他の選手より知名度ないので誰だこいつは!となりました。

そこで柔術がクローズアップされる。


これこそ彼らの狙いで。

実はグレイシーがこの大会を企画したのは柔術を広めたいから。

もっと言えば入門者を増やしたかった。


だからプロモーションなんですよ。


ほらこんなです、強いでしょ、とやったわけで。

実演販売だよね(笑)


(僕は木村政彦vsエリオ・グレイシーを知っていたので、ホイスが誰だかすぐわかったくらいの格闘技オタクでしたw)


その後、総合格闘技も選手層が厚くなり、グレイシーの選手も負けることも多くなったころ、

「グレイシーも最強じゃなくなってきましたね」ということを聞かれたホリオンは「でも柔術は普及したろ。それが目的だからいいんだよ」と話していて。


ボクシングなど他の競技より知られていなかったからね。ブラジル以外ではジム出しても集客には苦労してたと思う。


今は日本でも総合のジムや柔術の道場ありますよね。

だからホリオンのいう通りだと思う。


今は総合の選手も前と比べスタイルがだいぶ変わっていますが、相変わらず柔術のエッセンスは必須になっています。


初期UFCだけでグレイシーはイベントから離れましたけどね。


 

これ同じ手法は他にもあって。

例えばバハ1000というメキシコで行われるレースがありますが、これはホンダがアメリカでバイクを売るために行ったプロモーションが元。


ホンダのバイクがバハ半島を縦断する、というものです。プロモーションは成功しこのバイクは売れました。たしかCL72だったと思う・・ちょっともうあいまいだけど(笑)


当時は不利だった日本製バイクの性能を示したかった。

これもレースとして定着してます。


ほかにもシューズメーカー、ロックポートが自社の革靴でフルマラソンに出て完走し、いかに履きやすい革靴かをアピールしたり。


これも有名でこういうやり方は意外とあるんですよね。


 

蛇足ですけどホリオン・グレイシーはもちろん柔術家なのですが、彼はなんか商才があってビジネスマンなんですよね。

他の兄弟のように総合の試合出ないし、グレイシーで誰が強いとかいう話でも絶対名前は出てこない(笑)


前述の発言でも、ヒクソンなどにくらべて勝敗にこだわってないことがわかる。

だいたいホリオンはスーツ姿の写真しか見たことないし(笑)


ヒクソンだとか他の兄弟はいつもジャージで、お前ちゃんとスーツ着て来いよっていわないと、どこでもジャージで来そうな感じするじゃん(笑)


でもグレイシー的には一番いてよかったのは彼かもね(笑)




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